あおむしNEWS

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『もちつき』の様子

コロナ禍でしたが何とかお餅が出来上がる様子だけでも見せてあげたいと衛生面に最大の配慮をして『もちつき』を行いました。

子ども達は前日に餅米をとぐ体験もしました。年中組と年長組は一クラスずつ園庭ピロティーにテーブルを並べて行いました。年少組は各クラスでとぎ、翌日水を吸って膨らんだ餅米も観察しました。

この時期の水は冷たく手のひらに刺さるくらいです。日頃のお母さんの大変さを実感する機会にもなりました。でも優しい先生方はタライに温かいお湯も用意してくれました。

子ども達はおこわからお餅が出来上がる様子を見学しました。学年毎にマスクを着けて石段から見学しました。杵を振り下ろすタイミングあわせ「よいしょーっ!」と掛け声をかけお父さん達を応援していました。

今年も釜戸三台で餅米を蒸かし、二つの臼を並べて「おやじ倶楽部」の方々のご協力を頂き35キロ、16臼をつき上げて下さいました。

「おやじ倶楽部」の皆さんは2週間前から体調を整え、平日にも関わらず13名もの皆さんがお手伝いにいらして下さいました。本当に有難うございました。

お餅になる前のおこわをつく前に見せてもらいました。そして後程お部屋で一口ずつ試食しました。いつも食べてるご飯より甘くて美味しいかったと大好評でした。

お父様方には念には念を重ね、ビニール装具を着用し食品用の青いビニール手袋を着けてもちつきを行っていただきました。手際良く11時前には全てつき上げてくださいました。

つき上がったお餅はバットに入れ子ども達に見せていただきました。そして冷めないうちに、今日は臨時の食品工場になっている職員室に運ばれます。

職員室では全園児282名分の白餅のお土産作りのため大忙しでした。次々につき上がるお餅を丸めて片栗粉をまぶしてパックに詰めていきます。

年少組の副担任や年中長の学年担当の先生、事務の先生のお手伝いも仰ぎ、先生達だけで全園児分+αの白餅のお土産を何とか降園時間までに作り上げ、お持たせする事ができました。

昨年同様に今年もコロナ禍のため、つきたてのお餅は食べさせてあげられませんでしたが、子ども達は白餅のお土産に大喜びだった様です。フードパックに詰め2~3個ずつ持ち帰りました。

白餅はパックに入れたまま冷蔵庫で冷やすと三日位で伸餅になるので各ご家庭で召し上がって頂けると嬉しいです。