年長組クッキング第一弾「旬の野菜でおかず作り」の様子

新型コロナウイルスの扱いが５類に移行した事に伴い今年度より年長組の『クッキング』が再開しました。本日一回目の活動が全クラス終了しましたのでその様子を紹介します。

第一回目は旬の野菜である春キャベツを使ったおかず作りにトライしました。子どもたちは実際に本物の包丁を使ってキャベツを調理したり、おかずをよそう体験もしました。

クッキングを指導するのは副園長先生です。今回は日本人の主食である「お米」にもスポットを当て、特にご飯の素となる「白米」はどうやって作られるのか探っていきました。

子どもたちは稲や籾(もみ)の実物を見たり触ったり匂いを嗅いだり観察し、籾の殻をむいて玄米を取り出して調べたりしました。

そして小型の精米機で玄米を精米して白米になっていく過程を観察し、精米したての白米を直ぐに炊飯器で焚いてもらい試食もしました。

その他、お米を図る単位の事や、実際に１合はお米が何粒ぐらいあるのかなど、楽しく分かりやすく教わり、目と耳と鼻、そして脳みそをフル回転させ、沢山の初めて体験に大興奮の様子でした。

大鍋で調理する様子は皆で見学しました。水に鰹出汁、みりん、醤油などを加え、人参とちくわと子どもたちが切ったキャベツを入れ煮込むと、味しそうな香が部屋中漂い子ども達の空腹はピークに！

「食」に興味を持つ事で健康に気を付けたり、清潔にする事を学んだり、何よりお米一粒一粒も大切に残さない、そんな人になって欲しいと言うのが副園長先生の思いです。

年長組のクッキングは年間で５回計画されています。次回は大豆を使った和食の代表的な食べ物である豆腐作りに挑戦します。