あおむしNEWS

aomushi

年長組『上履き洗い体験』の様子

週末3週に渡り、年長組各クラスが『上履き洗い』を体験しました。担任が尋ねると『上履き洗い』は初体験という子がほとんどでした。

週末、自分の上靴は自分で洗うようになる事へ期待を込めてクラス担任から洗い方を詳しく伝授されました。

洗い方の順番(①靴の内側→②靴の外側→③靴底)を教わると、早速ベランダテラスに出て洗い方を体験しました。

タライには洗剤が入っていてまず最初に片方の上靴をしっかり洗濯液の中に沈め、靴洗い専用のタワシを使ってゴシゴシと擦ります。

洗い進めていくとタライの中の洗濯液が段々と汚れて濁ってくるので子どもたちもびっくりしていました。特に靴底は粘土や絵の具など色々な汚れがついている事にも気づきました。

洗い終わると、濯ぎ専用に水がたっぷり入れてあるタライでしっかりと泡を取ると、二足の上靴を両手に持って振り、水をきり、いつもはタオルや縄跳びをかけている所にひっかけて乾かします。

干し方も向きを間違ってしまうと上靴のつま先部分に水が溜まったままになって乾きません。こうした生活体験からいろいろな知恵や非認知能力が身に付きます。

この体験によって、何でも親任せでは無く、出来る事は自分で取り組む様になる事は教師の願いでもあります。そしてもうすぐ来る『お泊まり会』でもそんな成長を期待しています。