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年中組『えのぐあそび』の様子

気温や天候の関係で二度も延期になっていた年中組の『えのぐあそび』。何とか気温も25度程まで上昇し、久しぶりに大々的に開催する事ができました。

子ども達は絵の具で汚れてもいいTシャツを着て裸足で園庭に出ると、ひとまずクラス毎に色々なコーナーの説明を受けた後、自由に回って楽しみました。

石段の壁面一面には模造紙が張ってあり、絵筆に絵の具をつけて自由に落書きができます。また、ばら組とたんぽぽ組のガラス面も臨時のキャンバスになりました。

描くスペースが無くなると教師が新しい模造紙を貼ってくれるので何度も何度も落書きを楽しめます。子どもたちは場所を変え色を変え夢中になって筆を走らせていました。

ガラスのキャンバスの方も描くスペースが無くなったら教師が高圧洗浄機で洗い流してくれるので繰り返し何度も書き直しができます。

その他、小型のローラー(コロッコ)を使って色塗りを楽しんだり、Bブロックや星形、花形、ペットボトルの口の部分でスタンプ遊びを楽しむコーナーもありました。

混ぜ色を楽しむジュース作りのコナーでは、でき上ったジュースを園児の姿をあしらった段ボール人形に飲ませてあげたり、盛り沢山の『えのぐあそび』を満喫しました。

『えのぐあそび』のねらいはダイナミックに遊ぶ事で「開放感」を味わう事です。子どもたちは勿論、教師も一緒に絵の具まみれになり、心身共に開放的になる事でより主体的な活動になるのです。

絵の具という媒体を通じダイナミックに遊ぶ開放感と、絵の具を塗ったり塗られたりしながら、お互いに気持ちを通わせる事によって、子ども同士、そして教師との絆が一層深まった事でしょう。

皆で「楽しかったねー」と共感できる行事を繰り返す事でクラスの結束も強まります。コロナも少しずつ収束している今、多くの行事を体験させてあげたいと思います。