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年長組に送る「命の話」

もうすぐ卒園して小学校へ巣立って行く年長組の子ども達に、園長から最後に伝えるメッセージとして「命の話」の授業を行いました。この話のベースは日野原重明先生の「十歳の君へ」という書籍の内容がベースとなっています。

人の「命」とは何?どこにある?と言う問いかけから、一人ひとりが命の大切さに気付き、自分の命やお友達の命、そして食べ物も大事な命をいただいている事などを子ども達にもわかりやすい言葉で伝えました。

「命は心臓」だと子ども達。そこで聴診器を用いて実際に自分の心臓やお友達の心音を聴いたり、お世話をしているウサギの心音も聴いてみると、自分たちより鼓動が早いことに気づきました。

最後に、来年からは一人で学校に通うことになるので「いってきまーす」と出かける君たちは一人ひとり大切な命を持って出かけるのだよ。そしてその命を元気なまま「ただいまー」って持って帰ることが一番のお仕事なんだよと伝えました。

そして最後に命とは生きられる時間(寿命)の事でもあり、君たちは今生きる時間を自分の為にだけ使っているけれど、大人になったら君たちのご両親の様に、家族の為や世の中の為に使える人になって下さいとお願いし終了しました。