あおむしNEWS
音楽会『おはなしコンチェルト~たんぽぽの会~』の様子
さぎぬま幼稚園では「観劇会」を毎年交互に行っています。本年度は音楽会の年と言う事で、一昨年もお願いした洗足学園音楽大学の「おはなしコンチェルト たんぽぽの会」の皆さんをお招きしました。
絵本のストーリーに合わせて音楽を独自に作曲し、生演奏にのせて朗読する作品の事を「おはなしコンチェルト」と呼んでいます。たんぽぽの会の皆さんは実に30作品以上のレパートリーを創り、150回以上もの公演実績を積んで来た大学のサークルです。
今回は年少・年中・年長3学年のどの年代も楽しめるものと言う園側の無理難題に見事に応えて下さった三つの「おはなしコンチェルト」を届けて下さいました。
先ず最初の絵本は子ども達も良く知っているウクライナの民話「てぶくろ」です。寒くなって来たこの時期ぴったりのお話で年少組の2月の課題図書にもなっています。
二話目はこちらも子ども達に大人気のA・トルストイ原作の「おおきなかぶ」です。絵本の中に登場する人物や動物の役柄を教師が飛び入り参加する劇仕立てのとても楽しい内容でした。
そして最後の絵本はきたむらさとし作の「ミリーのすてきなぼうし」です。頭の中で考えると様々な形に変化する素敵な帽子を手に入れた可愛い女の子ミリーの不思議で想像力をかきたてるお話です。
園児も教師も朗読と音楽が融合した絵本の世界にどんどん引き込まれて行きました。そして、最後は演奏で使用していた楽器を一つずつ丁寧に紹介して下さいました。
たんぽぽの会は発足して8年、近隣の小中学校及び幼稚園を100校以上訪問して実績を積んで来たそうですが幼稚園公演は2年前の当園が初めてだったそうです。
閉会後、子ども達は「さんぽ」の演奏に合わせお見送りを受けながら退場しました。今回は季節的な感冒とインフルエンザの為欠席者が多かったので、今日の様子はDVDに編集して後日貸し出しする予定です。