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年長組クッキング第二弾『お豆腐を作ろう』の様子

年長組では日本の食文化に興味を持ち、尚且つ栄養面、健康面へも関心を持ってもらおうと、座学を含めて年間に5回程クッキングを計画しています。指導するのは副園長の千明先生です。
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先月行ったクッキング第一弾は日本の主食である『お米』にテーマに春野菜を使ったおかず作りを行いましたが、今回は『大豆』にスポツトを当て「お豆腐作り」を行いました。
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最初に家庭で食されている「豆」の種類を紹介しその中の枝豆が熟すと大豆になる事を学びます。まずは一晩水に浸し膨張した大豆を暫し観察。皮を剥いたり、半分したり、へそを見つけたり・・・。
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次に水に浸して膨張した大豆をミキサーにかけて呉汁(ごじる)を作るところを見学しました。ミキサーの回転に合わせ、子ども達も体を揺らしながら楽しんで見ていました。
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呉汁を火にかけ沸騰させると部屋中に豆腐の香りが広がって来ました。そして泡立ちが最高潮になり鍋から泡が盛り上がる瞬間も皆で少し興奮気味に観察しました。
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絞布に煮込んだ呉汁を入れて豆乳を絞り出す作業は子ども達の役割です。中央の熱い部分に触れて火傷をしないように気を付けながら二人組になって挑戦しました。
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絞り出した豆乳は再度温めて更に滑らかに仕上げます。豆乳が焦げない様にヘラを使ってかき混ぜる作業も子ども達が順番に体験しました。ヘラが鍋底を擦る要領で上下、左右にゆっくりと動かしました。
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何でも五感で楽しむのがさぎぬま流のクッキング。豆乳の味見は勿論、豆腐を固める為に入れる苦汁も小指に少し付けて味見を体験しました。苦汁の味見は希望者のみでしたがほとんどの子が体験しました。
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そして豆乳に苦汁(にがり)をいれ固まり始めたらこし布に移して包み輪ゴムで止めます。ざるの上にのせて重しで抑えると水分がぽたぽたと落ちていきます。
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「園長先生が子どもの頃は豆腐屋さんがラッパを吹きながら近所まで売りにきたんだよ」と昔の写真を見たりし暫し待つと…。美味しそうな「木綿豆腐」が完成しました。そして、豆乳を絞ったカスの「おから」も沢山出来たので両方とも試食しました。
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最初の一口は何もつけずに豆腐そのももの味を味わい、あとは好みに合わせてお醤油やお塩を少々かけたりして豆腐もおからもたっぷりと味わいました。
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大豆は古くから栄養源として食されている伝統的な日本のソウルフードの一つで「畑のお肉」と呼ばれています。豆腐の他に「きな粉」や「モヤシ」、「納豆」や「ゆば」、「醤油」や「味噌」など調味料も大豆から作られている事も学びました。