年長組クッキング第二弾 「豆腐をつくろう」の様子

年長組は年間で５回のクッキングを計画していますが、今回はその第二弾として「豆腐作り」を行いました。

豆腐の原料は皆さん良くご存知の「大豆」です。大豆はお米と並び日本のソウルフードの一つ。今回はそんな大豆について学びを深めました。

最初に豆の種類を紹介しその中の枝豆が熟すと大豆になる事を学びます。まずは一晩水に浸し膨らんだ大豆をミキサーにかけて呉汁を作ります。

呉汁を火にかけ沸騰させると部屋中に豆腐の香りが広がって来ました。そして呉汁を絞布で豆乳を絞り出すのは子ども達の役割。二人組で挑戦しました。

絞り出した豆乳は再度温めて更に滑らかに仕上げます。ヘラを使って優しくかき混ぜるのも体験しました。

何でも五感で楽しむのがさぎぬま流のクッキング。豆乳の味見は勿論、豆腐を固める為に入れる苦汁も小指に少し付けて味見を体験しました。

そして豆乳に苦汁をいれ固まり始めたらこし布に移して包み輪ゴムで止めます。ざるの上にのせて重しで抑えると水分がぽたぽたと落ちていきます。

「園長先生が子どもの頃は豆腐屋さんがラッパを吹きながら近所まで売りにきたんだよ」と、昔の写真を見たりし15分ほど待つと…。

美味しそうな「ざる豆腐」が完成しました。そして、豆乳を絞ったカスの「おから」も沢山出来たので両方とも試食しました。

最初の一口は何もつけずに豆腐そのももの味を味わい、あとは好みに合わせてお醤油やお塩を少々かけたりして豆腐もおからもたっぷりと味わいました。

大豆は「畑のお肉」と呼ばれる伝統的な日本の重要な食材の一つ。豆腐の他、きな粉、モヤシ、納豆、ゆば、醤油、味噌など様々な物が大豆から作られている事も学びました。