年長組 卒園記念制作 陶芸の様子

9月の下旬から始まった年長組が卒園記念に個人制作として行っている陶器の器作りは今日で最終日を迎えました。毎回10名から12名ずつのグループで10回に分けて行って来ました。

指導するのは理事長先生。陶芸の名人です。作るものは「家庭でも使えるお洒落なお皿」です。男の子はブルー、女の子はピンク色に仕上がります。

まず最初は陶芸用の粘土を真ん丸に丸めて球状にしていき、ある程丸まったら手のひらで叩いて平たくします。次に厚さが均等になる様に棒を使って均一に平たく伸ばしていきます。

その次に陶器で出来たスタンプの中からお好みの形を選び押し付けて模様を付けて行きます。ここからはそれぞれの個性が発揮されるところ。中には大人よりもセンスが良いと褒められる子もいました。

そして縁を持ち上げて器状に形を整えたらひとまず完成です。お手伝いに来て頂いた陶芸同好会のお母様方にクラスと名前を記入して頂きました。

この後は2週間しっかり乾燥させてから800度で素焼きをした後、色付けの釉薬を塗っり、今度は1200度で12時間かけてじっくりと本焼きをしたらようやく完成です。残りの作業は理事長と陶芸同好会のお手伝いの方がこつこつと20日間くらいかけて仕上げて下さいます。

出来上がりはこんな感じです。11月下旬には仕上がって子ども達の手元に届く予定です。出来上がりが今から楽しみですね。一生の宝物になると思います。