観劇会「ポケツト劇場影絵劇」～劇団かかし座～

さぎぬま幼稚園では隔年で音楽会と観劇会を交互に行っており、今年度は「劇団かかし座」をお招きして、美しい影絵の世界を子ども達と楽しみました。

「劇団かかし座」は1952年の創立以来、60年以上に渡り影絵による総合パフォーマンスを発信しています。テレビでも多くの番組に出演し、国内外で高い評価を得ている伝統のある劇団です。

今回は数ある作品の中から、幼児の為にプロデュースされたポケツト劇場シリーズより「光と影の手遊び」と「三びきのこぶた」を上演して頂き、子ども達は縦割りに半分に分かれてゆったりと観劇しました。

第一部は、影絵パフォーマーのお兄さんお姉さんと手で影絵を映し表現する「ハンドマジック」を習ったり、お姉さんが映し出す影絵の動物当てクイズをして楽しみました。

第二部は子ども達も良く知っている「三びきのこぶた」の物語の上演です。たった二人で演じているとは思えないほどのストーリー展開に子ども達は一喜一憂し影絵の世界を堪能していました。

せっかく影絵の作り方を教わったので、かかし座の方にお願いし、年長組だけ特別にバックステージ見学をさせていただきました。クラス毎にスクリーンの裏に回り光と影の世界を体験。スクリーン上にはオオカミも映して下さる大サービスでした。

最後はかかし座の劇団員の方が実際に使っていたこぶたとオオカミの影絵人形を持って見送って下さいました。子ども達は「楽しいかったよー」「ありがとう」と声をかけ影絵人形にタッチしてお別れをしました。

かかし座では３月下旬に新作「Wonder Shadow」の公演があるそうです。楽しいシャドウマジックショーとはらはらどきどきのアドベンチャーストーリーの２部構成で横浜市中区のKAAT神奈川芸術劇場で行われます。詳しくは後日チラシでお知らせします。