年長組クッキング「一汁一菜を作ろう」

生活体験を通じて日本伝統の食文化への興味関心を深めるきっかけにと、年間を通じて行ってきた年長組のクッキングも最終回を迎えました。今回はその総まとめとして幼稚園の畑で収穫した冬野菜を使って、日本伝統の「一汁一菜」を調理し、配膳文化や箸の使い方まで学びを深めました。

「一汁」の味噌汁の具は冬野菜と油揚げです。今回の野菜は畑でとれた人参と大根をいちょう切り切りにして入れます。「一菜」のふろふき大根用の大根は輪切りしていきます。クラスによってはカブや万能ネギを収穫し入れたクラスもありました。

「ふろふき大根」の味付け用の味噌だれには「赤みそ」を、味噌汁には赤味噌と白味噌の中間の「淡色味噌」を使用しました。こちらも指に少しつけてそれぞれ味見タイムを設け、子ども達は「どっちも美味しい！」と嬉しそうに味見をしていました。

ふろふき大根や味噌汁が出来上がるまでに暫し座学の時間があり、今回は一汁一菜の配膳の仕方についてや、箸の持ち方使い方について学びました。

ご飯は自分のお腹と相談して食べきれる量を自分でお椀によそいました。そして、出来立て熱々の具沢山の味噌汁とふろふき大根に舌鼓を打ちました。


今月は来年度に繋がる様にと年中組でもクッキングを予定しています。初めて「包丁」にも触れ『すいとん汁』を作る予定です。