『カレー給食』の様子

当園では学期毎に全園児が同じ物を食べる「給食」の行事を行っています。今回はジャガイモなど旬の夏野菜を多く使う「カレー作り」を行いました。

カレーに入れるジャガイモは年長組が年中の時に畑に植えたジャガイモが育ったので、それを収穫し使用しました。又、年中組も畑で育てたナスが沢山穫れたのでナスもカレーに加えました。

カレーに入れる夏野菜の材料は年長組が包丁で切り調理します。１２クラス、３１１名全園児分プラス教師分の食材を調理するので大変です。

年長組が切った野菜は、自分のクラス分以外は職員室と園庭側ピロティに集約され調理します。職員室奥の台所では副園長の千明先生が年少組４クラス分を賄います。

園庭側のピロティで数台のカセットコンロを設置して年中組分のカレーを作るのは主任の橋本先生です。収穫したナスを加え４クラス分を一気に煮込んで美味しく仕上げて下さいました。

一方、年中組はこちらも夏野菜の代表格のキュウリを使っての塩もみに挑戦しました。ビニール袋に切ったキュウリと塩を入れて「美味しくなーれ」と唱えながら順番に揉みました。年長組と年少組の分も作りお部屋まで届けました。

出来上がったカレーは年少組や年中組各クラスに届けられ持参したご飯にかけて美味しく頂きました。カレー好きの子はいつもの弁当箱より大きめのタッパーにご飯を入れて来た子もいました。

塩もみしたキュウリを添えたら完成です。今回の塩もみの味付けはお塩の量が絶妙でとても美味しかったと大好評でした。

年少組も同様に弁当箱にご飯だけ入れて来て出来立て熱々のカレーをかけて食べました。今回は食べるだけでしたが何れ学年が上がれば調理体験もしますから楽しみにしていて下さいね。

こうして皆大満足の様子で「カレー給食」の行事を終えました。事前のクッキング「カレー給食に向けて…」で野菜の大切さを学んだ年長組が好き嫌いを一切言わずに食べていたのがとても印象的でした。