あおむしNEWS
「お別れパーティー」の様子
年長組と過ごせる日もあと実質半月程となりました。そこで全園児が体育室へ一同に集いお世話になった年長組のお兄さんお姉さんに感謝の気持ちを伝える「お別れパティー」を開きました。
パーティーのメインとなる食事は「豚汁」です。何時もの様に人参、大根、蒟蒻、豆腐などの食材切りは年長組が担当しました。5回に渡りクッキングを体験してきた年長の包丁扱いはすっかりお手の物になっていました。
切った食材は五右衛門風呂の様な大きな釜に集約され一気に煮込んでいきます。大釜は理事長先生が岐阜県の多治見から取り寄せたものです。調理は鈴木ひとみ先生と副園長が担当し美味しく仕上げてくれました。
会場となる体育室の飾りつけは年中組が担当しました。スタンド席の最上段には「ありがとう❤」と大きな字で年長組に対する感謝の言葉が掲げられ、周囲は折り紙で作った鎖の輪や塗り絵などが綺麗に飾り付けられました。
一方、年少組はデザートのポップコーン約350名分の袋詰め作業を行いました。ポップコーンが出来上がる工程も見学し大興奮、出来たての試食もして楽しみました。
出来上がった豚汁は出来るだけ温かいうちに食べさせてあげようとお手伝いのお母さま方が一斉によそいます。スケボーの上に鍋を置いて配膳するシステムはお別れパーティーの風物詩です。
豚汁には色付けでサヤエンドウも添えられ、ホウレンソウの胡麻和え、リンゴジュースにポップコーンと全ての食材と全園児が体育室に揃いお別れパティが盛大にスタートしました。
年長組は全員クラスカラーのうさぎペンダントを付けています。これは年中組がお別れパーティーの招待券として会が始まる直前に年長組各クラスに行ってプレゼントしたものです。
「うさぎペンダント」は一年間お世話になった年長組さんに敬意を表し手作りしたもので一年間うさぎの世話をしてきた年長組に対する敬意の気持ちと、これからは自分達が引き継ぎ頑張りますと言う決意が込められています。
パーティー第2部は学年毎に感謝の気持ちを込めて歌を歌いました。最後に年長組全員で歌った「さよならぼくたちのようちえん」は本当に心に染み入る感動的な歌でした。お手伝いのお母様方や先生達も思わず目頭を押さえて聴いていました。
パーティーが終わると今まで様々な行事でお世話になった体育室にも感謝の気持ちを込め、年長組全員で雑巾がけを行いました。隅々まで拭いたので体育室の床がピカピカになりました。
「お別れパーティー」は各学年で協力し感謝の気持ちを伝えあう素粋なパーティーとなりました。お手伝い頂いたお母さま方、早朝から長時間お手伝い頂きありがとうございました。