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年長組 卒園記念制作「陶芸お皿作り」 の様子

年長組が卒園記念に個人制作している陶器の器作りは9月の下旬から行ってきましたが、いよいよ最終のふじ組が製作の日を迎えました。この日は欠席していた他のクラスの園児も含め12名で出かけました。
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指導するのは陶芸の名人である理事長先生と陶芸同好会のお母様三名です。作るものは「家庭でも使えるお洒落なお皿」で。最終的には色付けして綺麗な水色の器に仕上がる予定です。
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まず最初に粘土がどうして固い陶器になるのか焼き窯を見せてもらいました。窯の温度は1200度にもなるそうです。一度に全員分は焼けないので少しずつ理事長と陶芸同好会の方が約2か月くらいかけて仕上げます。
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子ども達は作業台に戻るといよいよお皿作りの作業に入ります。陶芸用の粘土を真ん丸に丸めて球状にしていき、ある程度丸まったら手のひらで叩きながらハンバーグのような形にしていきます。次に厚さが均等になる様に棒を使って均一に平たく伸ばしていきます。
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その次に陶器で出来たスタンプの中からお好みの形を選び押し付けて粘土に模様を付けて行きます。ここからはそれぞれの個性が発揮されるところ。子ども達もどんな模様をつけるか真剣な表情です。
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そして船を造る要領で縁を持ち上げ器状に形を整えたらひとまず本日の作業は終了です。名前を書いた紙を自分で作ったお皿の上に置いたら続きは理事長先生と陶芸同好会のお母様方に託します。

この後は2週間程しっかり乾燥させてから素焼し色付けの釉薬を塗って本焼きしたら完成です。仕上がるまで約20日間くらいかかるそうで12月頃までには子ども達の手元に届く予定です。工房に出かけて来た子ども達は「楽しかったー!」と言ってどの子も毎回生き生きとして帰ってきます。でも一番楽しんでいるのは年長組全員と楽しい時間を共有している理事長先生でした。