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年中組 クッキング「すいとん汁を作ろう」

年長組のクツキングが先週終わり、今度は年中組が来年度に繋がる様にとクッキングを行いました。今回のクッキングのポイントは、料理する時に良く聞こえてくる「コネコネ」「トントン」「グツグツ」の三つの音です。
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まず最初の「コネコネ」は小麦粉をこねた昔懐かしい「すいとん汁」作りです。ボウルに小麦粉と塩と出汁の素を入れ適量水を入れて子ども達が交代にこねて「すいとんのタネ」を作ります。
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少し寝かせた後一人ひとりに適量を配り、粘土遊びの要領で蛇の様に伸ばしてから先っぽを少しちぎって手のひらに乗せて「パチンッ!」と叩いて平たく作ります。
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次の「トントン」は包丁で野菜を切る音です。調理具の包丁について学び、触ると危険な場所や持つところを確認して安全な使い方を学び、初包丁に一番適している大根のいちょう切りに挑戦しました。
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「すいとん汁」の具は大根、人参、白菜、油揚げに長ネギのみじん切りを少々と盛り沢山。そのうちの白菜は子ども達が畑で育てたものを使用しました。
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そして最後の「グツグツ」は野菜やすいとんを煮込む音です。小麦粉をこねて作ったすいとんのタネは各自沸騰した鍋の中に熱湯が跳ねない様に湯面すれすれから投入していきます。
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その他、味付けの味噌や塩の味見をしたり、出汁の素の香を嗅いだりと五感をいっぱい刺激してクッキングを満喫した子ども達。調理を通じて仲間と分け合って食べる喜びや、調理具の安全な使い方や手洗いの大切さなども再確認しました。
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完成すると、お母さん手作りのおにぎりと一緒に熱々のうちにお椀によそってもらい美味しくいただきました。普段はちょっと苦手な長ネギやその他の野菜も、皆で食べると美味しいと残さずペロリと平らげていました。