年長組 お世話係の様子

五月晴れの快晴の下、平成26年度がスタートしました。春風に泳ぐ鯉のぼりが子ども達を優しく出迎えています。この鯉のぼりは毎日少しずつ数が増え子ども達を楽しませています。

新学期が始まり年長組が年少組やプレイルームから進級したり、今年から新たに入園した年中組を正門まで出迎え、保育室まで送り届ける「お世話係」の仕事を行いました。

年長組は何時もより早く８時半頃に登園すると早々に着替えを済ませ、カラー帽子を白に変え正門前に一列に並んで年中組が登園して来るの今か今かと首を長くして待ちます。

お母さんやお父さんと登園して来た年中組に手を差し伸べ「おはよう、一緒に行こうね」と優しく声を掛けると、手をつなぎ、まずは下駄箱の所まで案内します。

名札を見てクラスを確認すると、上履きに履き替えさせて年中組の保育室まで送り届けるのです。一年前に自分達がしてもらった事を思い出しながら優しく関わる姿は、すっかり年長組のお兄さんお姉さんになっていました。

「お世話係」の仕事は、年長組が年長になる為の大事なひとつの行事でもあるのです。こうして、進級入園し新しい環境に不安気だった年中組の子ども達も、門前で保護者からすっと離れ、優しい年長組に連れられお部屋までスムーズに入って行きました。

お世話係は今日まで四日間行われ、すっかり慣れた年中組は明日から正門から親元を離れ一人で保育室まで行きます。優しくしてもらった年中組は安心して新しい環境に飛び込んで行く事が出来ました。

これからもさぎぬま幼稚園らしい優しさが溢れる園生活にしたいと思います。年中組の子ども達も年長組からもらった優しさをパワーにしてきっと楽しい幼稚園生活が送れる事でしょう。年長組の保護者の皆様、早い登園のご協力本当にありがとうございました。尚、年長組のお世話係奮闘の様子と進級・入園当初の年中組と年少組の様子をＤＶＤに編集しました。ご希望の方は事務所窓口にて貸出ししますのでお申込み下さい。