あおむしNEWS
もちつきの様子
2012年1月14日
新年明けましておめでとうございます。3学期がいよいよ始まりました。年が明け最初の行事は「もちつき」です。今年も新潟県柏崎市で農家を営んでいる卒園生のお父様から新米のもち米(55Kg)を送って頂き、前日、全園児総出で米研ぎをしました。
もち米は3台の釜戸に和蒸篭をセットして一斉に蒸します。そして、同じく3台の臼で同時につき始めます。子ども達はクラス毎に臼の周りを取り囲み、お米がお餅になっていく様子を見学します。つき手と手返しのリズムに合わせ「ヨイショーッ!」と威勢の良い掛け声をかけ盛り上げました。
子ども達はもち米がお餅になる前の半練り状態のお強(オコワ)をほんの一口ずつ口の中に入れてもらい味わいました。その様子は、まるで雛鳥が親鳥からエサをもらっているかの様でとても可愛らしかったです。
年長組はお父さんにサポートして頂き実際に大きな杵で餅をつく体験をしました。重たい杵を一生懸命持ち上げて頑張ってついていました。
つき上がった餅は直ぐ横でお母様方が一口サイズにちぎり、きな粉や餡子、砂糖醤油、大根おろしなどで味付けしてお部屋に届けられます。子ども達は見学が終わると保育室に戻り、つきたての柔らかくて美味しいお餅をお腹いっぱい食べました。そして、お迎えにいらした保護者の皆さんにも少しおすそ分けしてとても喜んで頂きました。
今年も30名の「おやじ倶楽部」の皆さんが、約30臼の餅をつき上げて下さいました。手際良く、そしてチームワーク良く、園児達と楽しみながらもちつきを大いに盛り上げて下さいました。本当にありがとうござました。
平成23年度も残すところあと3ヶ月。3学期も楽しい思い出が沢山出来るよう充実した園生活にしたいと思います。新しい年もどうぞ宜しくお願い致します。