ある1日の流れ
さぎぬまようちえんの一日
子どもたちが園で過ごす
1日の流れをご紹介します。
「おはよう」から始まる生活習慣
幼稚園の門をくぐると園長か副園長が、靴箱ではフリーの教師が出迎えます。
保育室では担任や友達がお出迎え。それぞれの場所で沢山の人と、目と目を合わせ「おはよう!元気に来たよ」「おはよう!待ってたよ」と心を通わせます。
担任は、今日のお子さんの様子を視診しながら「今日もいっぱいあそぼうね」と元気にスタートします。
今日はどれを貼ろうかな?
月毎に変わるシール。毎日好きなシールを選んでシール帳に貼ります。
カレンダーと見比べることで、数字が形として分かる様になり、毎日繰り返すうちに数の理解も深まります。又、“昨日・今日・明日”という時間感覚も身につき、「昨日の続きをしよう」や「また明日ね」「あと○回寝たら○○だね」と、子どもなりに見通しをもった生活が送れる様になります。
着替え
年少組(3歳児クラス)は、年間を通して私服で過ごします。
汚れたり、おもらしがあった時は先生と一緒に着替えます。
「自分でできた!」を目指して手伝います。
年中・年長組(4~5歳児クラス)は、毎日制服で登園し、体操服(クォーターパンツ)に着替えます。
着脱だけではなく、衣服を畳んでしまうこと、寒暖に合わせて衣服の調節をすることなど個々に合わせて取り組みます。
自由あそび
天気の良い日は毎日、広い園庭で心と身体を開放してあそびます。フィールドアスレチックではちょっぴりスリルを味わいながら体幹が鍛えられます。鬼ごっこ・ボールあそび・泥団子作りに砂あそび・虫探し・・・好きなあそびを存分に楽しむ中で、あそびとあそびが繋がり、あそびとあそびは、人と人とを繋げます。遊具の貸し借り・順番を待つこと・共有物を片付けること、仲間作り・・・幼児期の社会性や協調性は、自由なあそびの中でこそ豊かに育まれていきます。
充分にあそび込む時間・安全にあそべる空間・心を許してあそべる仲間作りを大切に関わっています。
集団あそび
クラス毎に集まってあそびます。
“人は人を浴びて育つ”ことを理念に、集団あそびを通して「人とあそぶことの楽しさ」を先生やクラスの仲間と共有する時間。教師は年齢に合ったあそびを提案しながら、子ども達と一緒に走りまわっています。
年長組は講師を招き、隔週で一時間ずつ園庭を目一杯使って伝承あそびを楽しみます。
知恵と体力を養いながら、心も沢山動かして子ども達の目がキラリと輝く時間です。
一斉保育
保育室では毎日、絵本や紙芝居の読み聞かせ。名前呼びや当番紹介といった、言語発表の場を設けています。童謡を中心に毎月2~3曲ずつ新しい歌も紹介します。年少児は声を出す・歌う楽しさを!少し大きくなったら、階名唱や二部合唱、メロディ楽器にも挑戦します。
一斉活動を通して、集団の中で自己発揮することと同時に、人の話に耳を傾け、効く姿勢を身に付けます。
日本の行事や四季折々の自然にも目を向けながら子ども達の興味関心に合わせた題材で、絵画・制作・表現あそび等、集中力の高い午前中に取り組みます。
年中組では、月に2~3回、45分間ずつ、講師によるリトミックがあります。音を楽しむことを通して、表現する楽しさを味わい、想像力・創造力を養いながら、心と身体の調和を促します。
「いただきまぁ~す」
ご家庭で作って頂いたお弁当や給食を楽しい雰囲気の中でおいしく食べます。年に数回あるお楽しみ会の日は、皆でカレーライスや野菜スープを作って食べます。その他、畑で育てた野菜を収穫して旬の味を知り、冬場はみそ汁の具として頂きます。年長組は年間に5回程クッキングを行います。
苦手な野菜も大好きな友達と一緒だと食べられちゃう幼稚園マジック☆会話もごちそうです!
昼食後も先生や友達と一緒に園庭であそびます。
「さようなら」
~明日へ繋がる保育を目指して~
毎日担任から、その日のクラスの出来事や活動内容をお話しします。その後、ケガやケンカ等があった場合は、個別にお伝えします。
子ども達ひとり一人の成長を共に喜び、その過程にあるつまづきに丁寧に向き合える様、保護者と教師の共通理解の場です。どんな事でもお話し下さい。