年長組「上靴洗い」の様子

当園では動植物の世話や清掃体験、クッキングなど生活体験を増やす様々な活動に取り組んでいますが、今回は年長組が週末に上履きを洗う体験をしました。

まず最初に上靴の一番汚れている個所を確認。そして沢山汚れているところ、あまり汚れていないところ、どちらから洗うべきか考えました。

子ども達は裸足になってベランダに出ると、タライに４分の１程水をはった中に粉石けんを溶かしたものが用意されていて、４～５名程のグループになり、靴用のタワシでゴシゴシと洗います。

上履きの内側から表側、そして一番汚れている靴底までくまなくタワシでこすり汚れを落とします。表側にはクレパス、絵の具、マーカーの色が付いていたり、裏側には油粘土やご飯粒もこびりついていました。

なかなか落ちない汚れに苦戦する子ども達。中には立って洗っている子も…。毎週末に持ち帰った上履きを洗ってくれているお母さんの苦労が少し分かったのではないでしょうか。

左右の上履きを二足とも洗い終わると別のタライに溜めておいた水の中できれいに洗剤をすすぎ、一側ずつ両手に持ち良く振ってしっかりと水を切ります。

そしてよーく水を良く切ったら、普段カラー帽子やタオルをかけている荷物かけに一足ずつ干しました。良く乾く様に爪先の部分を上にして水が溜まらない様に干しました。

今日は夏日になる程良い天気なので干した上履きは良く乾きそう。出来れば今後も毎週自分で洗うようになって欲しいと言うのはお母様と教師の思いです。

なんでもかんでもやってあげるのではなく出来る様になった事は各ご家庭でもやらせて見て下さい。生活体験を増やしてあげる事は将来きっと役立つと思います。