食の講習会の様子

さぎぬま幼稚園では開園以来38年間ずっと昼食はお母さんの愛情弁当をお願いしています。そこで今年も、年少組のお弁当が始まるタイミングに合わせてお弁当作りに役立つ「食の講習会」を開催致しました。

今回も講習会の開催にご協力頂いたの東京第四友の会宮前方面の皆さんです。友の会は85年前に雑誌「婦人の友」の愛読者によって生まれたボランティア団体で、衣食住に関わる事全ての知恵や工夫を若い世代に継承しようと日々活躍されています。
今年は70名以上の方にご参加頂きご覧の通り西館会議室は満杯でした。「さぎぬま幼稚園は本当に意識の高いお母様方が多いですね。」と友の会の皆様もしきりに関心されていました。

今回は「肉団子(ミートボール)」の調理実演を含め、野菜の下処理、主菜副菜について、お弁当や食事の展示と４コーナーをローテーションする形式で講習を進めました。ひとつ一つの展示の前でじっくりお話が聞け、又、その場で質問も出来大変解りやすかったようです。
その他、子どもの生活時間の重要性や弁当の詰め方や冷凍の便利さ、お弁当が傷まない工夫など、参考になるお話ばかりでした。参加された保護者の皆さんは皆熱心にメモをとり真剣な眼差しで聴き入っていました。そして、最後に展示されている食材や調理で紹介したミートボールなど三品の試食を雑談を交えて楽しく行いました。

「和食」がユネスコの無形文化遺産に認定されるなど世界中で日本の食文化は注目されている昨今、飽食の現代に「食育」の重要性が問われています。年少組はいよいよ明日からお弁当が始まります。本日アドバイス頂いた事を参考にお弁当はもとより、各ご家庭の食生活がより一層充実したものとなるように生かしていただければ嬉しいです。

食の講習会の様子はビデオに収録し現在編集中です。編集が済み次第ＤＶＤにして、当日配布致しましたレシピと一緒に事務所窓口受付にて貸出致します。当日都合で参加できなかった方はどうぞご利用下さい。