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新春観劇会「影絵劇場」の様子~劇団かかし座~

さぎぬま幼稚園では隔年で音楽会と観劇会を交互に行っており、今年度は「劇団かかし座」をお招きして、美しい影絵の世界を子ども達と楽しみました。「劇団かかし座」は東京家政大学助教授で演出家の花輪充先生がプロデュースしている事でも有名で、創立60周年を迎える伝統のある劇団です。

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今回は60周年記念制作作品でもあります「魔法使いのおとぎばなし」をお届け下さいました。この演目は魔法にまつわる二つのお話で構成されています。第一話は少年が恐ろしい魔法使いと対決する「魔法つかいビーストと少年ウィリー」のお話。次に第二話の「魔法の呪文、ムタボール」は、不思議な老人からどんな動物にも変身できる魔法の薬を手に入れた王様がコウノトリに変身するのですが、大事な呪文を忘れて元の姿に戻れなくなってしまうという楽しいお話でした。
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そして第三部は、年長組各クラスから一人ずつ代表の子ども達がスクリーンの前に出て来て、手で影絵を映し表現する「ハンドマジック」を行いました。鳥や蟹、キツネやカタツムリなどかかし座のお兄さんから手ほどきを受け、実際にスクリーンに影絵を映し出して遊ばせてもらいました。
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代表の子ども達がとても楽しそうでしたので、かかし座の方にお願いして、年長組だけ特別に影絵体験をさせていただきました。年長組の子ども達はクラス毎にスクリーンの裏に回り光と影の世界を体験。スクリーン上には魔法使いのビーストや少年ウィリーも映して下さる大サービスでした。
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子ども達は「ちょっと怖かったけどとっても楽しかった」とか「影絵がすごく綺麗だった」など心から影絵の世界を堪能した様子でした。最後に体育室の出口で見送って下さったかかし座の劇団員の方々に「楽しい影絵をありがとう」と言ってハイタッチして部屋に戻って行きました。