あおむしNEWS

aomushi

年長組クッキング第4弾『一汁一菜』の様子

生活体験を通じて日本伝統の食文化への興味関心を深めるきっかけにと、年間を通じて行ってきた年長組のクッキングも今回で4回目です。

今回は総合活動として主食のご飯(茶碗)、味噌汁(お椀)、ふろふき大根(惣菜)を作りと日本の配膳文化「一汁一菜」などを学びました。

まず始めに和食には欠かせない「出汁(だし)」の「旨味(うまみ)」について学びました。世界で一番固い食べ物「鰹本枯節」を触ったり、匂いを嗅いだり…。

そして実際に鰹節でとった鰹出汁と昆布でとった昆布出汁の味比べもしてみました。印のついてるコップとついていないコップ、どちらが鰹節でとった出汁だか当てっこをしました。

ケガをしないように気を付けながら本物の削り節器を用いて本枯節を削る作業も体験しました。昔はどのご家庭でもこうして子どもが鰹節を削る役目をしていたんです。

削った鰹節を沸騰した鍋に投入し味噌汁の出汁を取ります。出汁を取った後の鰹節の味見をすると味が無くなっていてびっくり。「きっと出汁に味が移ったんだねー」

煮込んでいる間に暫し座学も行い、鰹節は魚の「かつお」からできる事、一汁一菜の配膳の仕方などを学び、ご飯や味噌汁も自分で適量を考えよそる事も体験しました。


次回は年間の総まとめ(最終回)として2月6日(火)に6月に予定していた回の補填分として行います。